この絵本の内容紹介あらすじ

顕微鏡で見る、最高に美しい極小ガラスアート

ガラスでできた殻をもつ藻、珪藻。海や川、自然のなかから珪藻を採集してならべ、美術作品をつくっているのが、世界でも数人しかいない「珪藻アート」作家の奥修さんです。珪藻の殻の大きさは1ミリの10分の1前後。顕微鏡をのぞきながら、まつ毛や針先でつくった道具を操り珪藻をならべていきます。完成した珪藻アートは直径1ミリほど。ストイックな職人の技を極めた先に姿をあらわすのは……肉眼では見えない極小の世界の極限の美しさ。

絵本「珪藻美術館 ちいさな・ちいさな・ガラスの世界」の一コマ
絵本「珪藻美術館 ちいさな・ちいさな・ガラスの世界」の一コマ2

息をのむような極小のアート! 『珪藻美術館』