この絵本の内容紹介
桜並木で繰り広げられるささやかなドラマを描く
桜が咲きはじめると、道行く人々は足をとめ、その数日間は花に心を寄せます。天気に一喜一憂し、そわそわしながら満開になっていく桜を心待ちにするのはどうしてなのでしょう。いっせいに咲く桜の花には魔法のような力があるのかもしれません。3月半ばから4月半ばの約一か月、川沿いの桜並木で繰り広げられる自然と人間のささやかなドラマをお楽しみください。
作：東郷 なりさ（トウゴウ ナリサ）
1987年生まれ。東京農工大学地域生態システム学科を卒業後、イギリスのケンブリッジ・スクール・オブ・アートで絵本や児童書の挿絵を学ぶ。絵本に『きょうは たびびより』（「ちいさなかがくのとも」2017年10月号）、『じょやのかね』（ともに福音館書店）など。イラストを担当した絵本に『Magnificent Birds』（ Walker Studio）がある。2019年ボローニャ国際絵本原画展入選。
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