この絵本の内容紹介
数に物いわせ、群れで生き延びる生存戦略！
イワシは幼魚時代から群れで生活しており、時にはその数は数十億匹にもなります。群れは他の魚や鳥、クジラなどに狙われ、はては人間にも捕まえられて、多くが食べられてしまいます。しかし、その圧倒的な数のおかげで一部は必ず生き延びます。そして、残った群れが合体し、たくさんの卵を産むことで、また大きな群れとなります。この「群れで生きる」という生存戦略によって、イワシは厳しい自然を生きぬいてきたのです。
作：大片 忠明（おおかた ただあき）
大阪府に生まれる。大阪市工藝高校美術科油絵卒業。武蔵野美術大学実技専修科油絵卒業。卒業後フリーランスのイラストレーターとして活動。ネイチャーイラストレーションの仕事は平凡社の百科事典の図版（甲殻類）依頼から始まる。その間、国立科学博物館・武田正倫先生の研究室に5年間通い、標本画の基礎を学ぶ。その後、魚類等海洋生物へと幅を広げる。植物にも範囲を広げ、ネイチャーアートの創作活動と共に多くの生物図鑑、科学図鑑の細密生態画や子供向けの絵本を手が...
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