この絵本の内容紹介あらすじ

手おけの中で子育てをしたふくろう夫婦の物語

北国の里山でのお話しです。毎年、民家の脇にある古い桜の木のうろで、子育てをするふくろう夫婦がいました。ところが、ある年の冬、大雪が降ってその桜の木が倒れてしまいます。困った夫婦は、民家の軒先に吊された手おけを見つけ、そこを巣にします。時には雪やみぞれが吹き込み、天敵のハクビシンにも狙われるという悪条件の中、それらを乗り越えて、3羽のヒナを巣立ちに導くまでを描きます。

絵本「手おけのふくろう」の一コマ
絵本「手おけのふくろう」の一コマ2