この絵本の内容紹介あらすじ

ある日、男の子がクラウンに連れられて鏡の中の不思議なサーカスに招待されるというお話です。
この絵本はページが鏡になっており、合わせ鏡の原理で絵が反射して不思議な奥行きができる仕掛けとなっています。

部屋にあるドレッサーの鏡の中からクラウンが「かがみの なかへ さあ おいで」と誘っているので男の子は驚いた様子です。

男の子はクラウンに手を引かれてサーカステントの中へと胸を躍らせながら入ってきます。

絵本「かがみのサーカス」の一コマ

テントの中では、さっそく楽しいサーカスが開演です。最初に登場するのは、一輪車を乗りこなしながら帽子投げをする双子のクラウンです。

他にも、バランス曲芸や本物のゾウの滑り台、射的や空中ブランコなども披露されます。鏡の反射が照明のようにサーカスのステージをキラキラ輝かせ、臨場感を演出します。

イラストやテキストのみでは表現できないことを合わせ鏡を使うことによって、巧みに表現した面白い絵本です。普通の絵本では体験できない新しい体験をこの絵本はきっと与えてくれることでしょう。