この絵本の内容紹介あらすじ

炭坑の町に生まれた「わたし」の暮らしのなかには、石炭がたくさんありました。小学3年生になって、はじめての友達が隣席のけいこちゃんでした。二人は、ボタ山を登ったり、黒い川を飛び越えたりして遊びました。ある日の算数の授業中、何機ものヘリコプターが飛んできて、炭坑のサイレンが鳴り響きました。先生に名前を呼ばれたけいこちゃんが、締め忘れたランドセルのふたを揺らしながら、校門に向かって走り出しました……。

絵本「ボタ山であそんだころ」の一コマ
絵本「ボタ山であそんだころ」の一コマ2