この絵本の内容紹介
初夏、池のほとりに耳を澄ますと生き物達の営みの音が聞こえてきます。
「げぇこ げぇこ げぇこ げぇこ げぇこ げぇこ」
夜中に聞こえてきたのはカエルの鳴き声。
「ぶんぶんぶんぶん ぶんぶんぶんぶん」
日が昇ると虫達の羽音が聞こえてきました。ハチやトンボが池のほとりに集まります。
「ぴちゃぴちゃぴちゃ ぴちゃぴちゃぴちゃ」
水面から顔を出すのはオタマジャクシの群れ。
「ぼう ぼう ぼう ぼう」
ウシガエルの鳴き声も響き始めました。
「ぱしゃーっ ぱしゃーっ ぱしゃーっ」
水面を跳ねる魚達。小さな虫達を捕えます。
「ざばっ!」
水面に飛び込んできたのはカワセミです。水面を跳ねる魚を一瞬で捕らえます。
「がさっ がさっ」
騒がしい音を立てながら最後に現れたのは……。