この絵本の内容紹介
ある森の沼や野原では生き物達が生き生きと暮らしています。そして、大きく育っていくのです。
白い花は甘い汁がたっぷりの木苺になり、温かな巣に守られる卵はコマドリになって草陰で綺麗な歌を歌います。
葉っぱをもりもりと食べる芋虫は蝶になって大空を舞い、オタマジャクシはカエルになって陸に上がります。
ピーピーと鳴いていた子鴨も、綿雲みたいな小さな卵も、落ち葉の上に落ちた小さなドングリも、みんな大きく育っていきます。
この絵本は、大きく育っていく喜びを子ども達に届けます。自然の中の小さな営みから、自分達の成長の喜びを感じられることでしょう。