この絵本の内容紹介
日本の春を象徴する桜の花の春だけではない姿をじっくり楽しむ一冊。
日本の花といえば一番に思い浮かぶのは桜ではないでしょうか。
春が近づくとその開花をみんなが待ちわびる桜をテーマにした絵本があります。
満開の桜が鮮やかに描かれた表紙なので春の絵本のように見えますが、実は桜の一年が丁寧に描かれています。
桜が散った後、桜の木を見上げてみたことがありますか?
初夏の葉桜からさくらんぼができる季節、夏の間はどうなっているかな?
そして春に向けて硬い芽をじっと眠らせている冬、と桜の木のいろいろな姿を感じることができるはず。
繊細なタッチで描かれた美しいイラストを眺める絵本としても、桜について学ぶ科学的な本としてもおすすめの絵本です。
いつもなら素通りしてしまっていた木々を立ち止まって眺めてみよう、そんな気持ちにさせてくれる一冊です。