この絵本の内容紹介あらすじ

女の子、ふうは、小さいときに重い病気をしました。そのときから、ふうは自分の目でなにもみることができなくなってしまいました。ふうは秋祭りに友達と三人でいっしょにいくことを約束しました。友達の家が秋祭りに着る着物をつくっていますが、ふうの家は布を織る糸を買うことができず、布を織るはたおり機もないのです……。大正時代を背景に描かれた日本の美しい原風景の絵本です。広野多珂子の新しい境地が開いた心を打つ感動作です。

絵本「おひさまいろの きもの」の一コマ
絵本「おひさまいろの きもの」の一コマ2