この絵本の内容紹介
小さな種が「とん」と地面に落ちます。そして、その種は太陽の光を浴びて「どんどこどん」と芽を出します。
さらに太陽の光を浴びて「どんどこ どんどこ」と葉っぱを広げます。
雨が降り注ぎ、風が吹いても「どんどこ どんどこ」と力強く成長し、ついには立派なヒマワリの花を咲かせます。
縦開きの珍しい絵本です。ヒマワリが上に上にと伸びていくとともに、余白が段々と狭まっていくのですが、この構成だからこそヒマワリの成長がダイナミックに感じられるのでしょう。
「どんどこ どんどこ」のリズムがクセになること間違いなし。きっと、何度も読み返したくなるはずです。
ヒマワリは枯れてしまうと地面に種を落とします。そして発芽して、花を咲かせて、また地面に種を落とします。この絵本を繰り返し読むということは、ヒマワリの命の循環を表現することでもあります。