この絵本の内容紹介
花と花びんと水をめぐる3つの物語
ある家庭のダイニング。おかあさんと小学3年生の智絵子ちゃんがきれいな花をガラスの花びんに生けています。そのとき智絵子ちゃんがふと「おかあさん、この花どこから来たの?」とつぶやきました。物語はここから始まります。バラとレースフラワーの生産農家が毎朝収穫した花を花き市場に送り、それを町の花屋さんが買い付けます。次にガラスの花びんは吹きガラスの工場から町の花器店に届きます。さらには水道水。源流までの様々な“旅”が始まります。2年間かけて徹底取材した写真社会科絵本の傑作です。