この絵本の内容紹介あらすじ

プチキューは小さな小さな貝の子どもでした。いつもひとりぼっち、さみしくなるとエンエンエンと泣きます。ある日、一度も行ったことのないところへ歩いてみようと、したべろみたいな足をふみだしました。水面に出ると、大空はもう降るような星月夜でした。「歩いてきてよかった」と、プチキューはしみじみ幸せでした……。詩人、茨木のり子さんが生涯に書かれた唯一の絵本で、画家の山内ふじ江さんが渾身の力をふりしぼった最高に美しい絵本です。

絵本「貝の子プチキュー」の一コマ