この絵本の内容紹介あらすじ

ある老人が木をスケッチしていると、木はいろいろなことを語りかけてくれ、木との対話が始まる。水をぐんぐん吸い上げる根っこ、空を見上げながら風の歌を聞いている枝々、がまんをしているこぶたち。木の物語がどんどん聞こえてくる。季節がめぐり、春になると、枝々から新芽が顔を出し、またぐんぐん成長し、木は生き続ける。 そんな力強い木のいのちの循環を彫刻の第一人者であり、絵本『おおきなかぶ』の画家でもある佐藤忠良氏が描く見ごたえのある一冊。

絵本「木」の一コマ