この絵本の内容紹介あらすじ

早春。春の訪れを知らせるふきの花、ふきのとうは、真っ先に雪の下から姿を現します。 よく見ると、ふきのとうには黄色い花と白い花があります。黄色い花は雄ふきの花、白い花は雌ふきの花で、それぞれ別の地下茎から生えているのです。ふきのとうはどのように命をつないでいるのでしょうか。つぼみが開いたあとの物語と、土の下でくりひろげられる地下茎の仕事を、心地よいリズムの文と情感豊かな絵で克明に描きます。