この絵本の内容紹介あらすじ

1がつ

お正月は おしゃれして
ちょっと すまして ごあいさつ
 あけまして
 おめでとうございます
ことしも よろしく
なかよくしてね

絵本「ぐりとぐらのうたうた12つき」の一コマ

5がつ

わかばが ひかる
ことりが うたう さつきばれ
おいしい くうきを
いっぱい すうと
おなかが すくのは なぜだろう
おひるになるまで がまん がまん
いっぽんばし わたったら
おべんとう

10がつ

かばんを しょって
どこへいくの?
 しずかな もりへ
かばんに はいってるものは なあに?
 ほん
だれが よむの?
 ぼく
 よんであげるから
 きみも ついておいで


この絵本には、1月から12月までのぐりとぐらの豊かな暮らしが描かれます。

1月は雪だるまを作ってみたり、2月はみんなで一緒に雪のワルツを踊ってみたり、3月はお編み物をしてみたり……ぐりとぐらは様々な季節を味わいながら一年間を過ごしていきます。

心地よいリズミカルな文章と賑やかなイラストには、今年も来年も再来年もずっと楽しく過ごせるように——そんな願いが込められているかのよう。

ぐりとぐらの暮らしを眺めていると、幸せをお裾分けしてもらっているような気持ちが芽生えることでしょう。なにより、季節の移ろいが楽しみになります。

絵本「ぐりとぐらのうたうた12つき」の一コマ2