この絵本の内容紹介
リスのりすえちゃんは、クマのくまたくんへ手紙を出しました。「けさ、かわへおりる道で、みかん色のきいちごをみつけました。おじいちゃんが、“こりゃうまい、もみじいちごだ”といって、四つたべちゃった」くまたくんは返事を書きました。「このごろ、ぼくは林のまわりで、くまいちごをたくさんみつけてる。どんどんたべて、目がまわりそう」楽しいお便りに案内されながら、繊細に描かれた実物大のきいちごの図鑑を楽しめます。
絵：古矢 一穂（ふるや かずほ）
1950年、千葉県生まれ。東京農業大学農学部卒業。植物画家。絵本に『野の花の道』『きいちごだより』（以上、福音館書店）、『森のはるなつあきふゆ』（ポプラ社）、『野の花えはがきえほん』（のら書店）など多数。ほかに文を担当した、『しょくぶつ』『野の草花』『たねのずかん』（以上、福音館書店）などがある。
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