この絵本の内容紹介あらすじ

仙女に姿を変えた美しい花のお話

著者が子どもの頃に読み、いまだに心に残っているお話を記憶を頼りに、また資料を当たりながら日本語で再話した物語です。花の好きな老人に愛された花が、きれいな乙女に姿を変えるという物語の美しさもさることながら、一人の人間が幼い日に読んだ本がどんな形でその人の中に生き続けるか、というよい例となっています。中国の代表的な画家蔡皋氏の美しい絵もまた魅力的です。