この絵本の内容紹介
「あったとさ あったとさ」の繰り返しが心地いいリズミカルな絵本です。
「あったとさ あったとさ ひろい のっぱら どまんなか」
最初に登場するのは、広い野原に佇む巨大なピアノ。
ピアノの上で100人の子どもたちが楽しそうに遊びます。鍵盤の上で駆け回るといろんな音がキラリラグヮーンと鳴り響きます。
広い野原には巨大な物が他にもあります。次に登場するのは巨大な石鹸。
巨大な石鹸の上で100人の子どもたちが遊べば、つるつるすべって楽しそうです。
広い野原には他にも巨大な黒電話や巨大なトイレットペーパー、巨大な瓶や巨大な桃、いろんな巨大な物があるのです。不思議な世界観に子どもたちもワクワクすること間違いなしです。
巨大な黒電話でゼロゼロゼロ番に掛けると地獄に繋がったり、巨大なトイレットペーパーはゴロゴロいつまでも転がっていきます。
野原の真ん中にある巨大な物がどうなるのか、どうやって子どもたちが遊ぶのか、次の展開がとっても楽しいお話です。次の展開を想像しながら読み聞かせるとさらに楽しさが増すことでしょう。
迫力のあるイラストと子どもたちの自由奔放に遊びまわる姿が印象的な元気溢れる作品です。