この絵本の内容紹介
外でたくさん遊んだ後は、いよいよ待ちに待ったお弁当の時間。みんなのお弁当箱の中身はどんなのでしょう。
ぶたさんは中くらいのお弁当箱、うさぎさんのお弁当ははバスケットに入っています。かわいい巾着袋に入ったお弁当箱はリスさんの。四角いお弁当に入った「ぼく」の。他にもねこさんやくまさん、ぞうさん、虫さんのお弁当箱もあります。お弁当箱の中にはどんなおかずが入っているのかな。みんなのそれぞれ特徴的なお弁当を見ているとわくわくしてきますよね。
この絵本に出てくる動物たちも、それぞれ自分のお弁当を手に「きょうのおべんとうなんだろな」とにっこにこ。お弁当を開ける前のワクワク感が伝わってきます。
大人でも自分の好きな食べものが入っているかな、今日はどんなおかずかな、と考えている時間はとても楽しいですよね。
普段のお弁当はつい作りやすいものばかりに偏りがちですが、特別な日のお弁当は子どもの好きなものをたくさん詰め込んであげたいですね。
リスさんのかわいい巾着袋には木の実や種が、くまさんのお弁当箱にははちみつパンが。おかずは何が入っているか予想が当たっても、当たらなくても、なんだか嬉しいお弁当。みんなはどんなお弁当を食べているのかな?どんな食べ物が好きなのかな?なんて親子で会話が弾みそうですね。
最後にお弁当を動物の仲間たちみんなで食べるシーンでは、食べる音がそれぞれ違うことにもご注目。リスは「かりかり」、男の子は「むしゃむしゃ」、ぞうさんは「ぱっくん」、いろんな言葉を使って、子ども達にも表現の広がりを与えてくれます。