この絵本の内容紹介
三匹のねずみ達はハイキングに出かけた帰りに道に迷ってしまいます。日も暮れ始め、霧も出てきて途方に暮れていたところ、遠くに一軒の家を見つけます。
三匹のねずみ達は、その家に辿り着くと「とんとん、とめてくださいな」と言ってドアを叩きますが、家の中から返事はありません。そこで、そっとドアを開けてみますが、家の中には誰もいません。
疲れ果てた三匹のねずみ達は、勝手に泊めてもらっては悪いかなと思いながらも疲れに負けてベッドに潜り込みました。
ねずみ達がベッドに潜っていると家の外から足音が聞こえてきました。そして、「とんとん、とめてくださいな」と言ってドアを叩く音が聞こえます。それから、そっとドアが開くと、道に迷った二匹のウサギが顔を出しました。
ねずみ達は二匹のウサギと一緒にこの家で一晩を過ごすことにします。三匹のねずみと二匹のウサギが一緒にベッドに入っていると、また外から足音が聞こえてきて、「とんとん、とめてくださいな」と言ってドアが開くと三匹のタヌキが現れました。
三匹のタヌキも道に迷ってしまい、ねずみやウサギ達と一緒に一晩を過ごすことにします。ところが、三匹のタヌキ達は外で怪しい影を見たと言います。そして、どしんどしんと大きな足音が近づいてきます。
この恐ろしい足音の正体はなんなのでしょうか。もしかして、この家の持ち主かもしれませんね。
お話の後半はちょっぴり恐ろしい展開もありますが、最後は一安心の愉快で楽しい絵本です。