この絵本の内容紹介あらすじ

北海道と本州をへだてる津軽海峡では、1988年に青函トンネルが開通して鉄道がつながるまで、青函連絡船が行き来して人や物を運んでいました。青森に着いた列車から人々がおりて連絡船に乗り、函館で船を下りて町を見下ろすまでの船旅の様子を描きます。トンネル計画のきっかけともなった洞爺丸の事故など、80年にわたる連絡船の歴史も紹介。速さばかりではない土地と土地の密な関係があったことを、親しみやすい文章と温かい絵でたどります。