この絵本の内容紹介
まこちゃんは、お風呂が大好きな男の子。今日もアヒルのおもちゃのプッカを抱えてお風呂に入ります。
まこちゃんは、床で滑らないように気をつけながらお風呂に入ります。そして、湯船のフタを取ると、風呂場に湯気が立ち込めました。
それから、プッカが湯船に入り、まこちゃんも体を洗ってから湯船に入り、とっても気持ちよさそう。お母さんに湯加減を聞かれると、「あつくもなし、ぬるくもなし、ちょうどいいかげん。」とまこちゃん。
しばらくすると、まこちゃんは湯船を出て、タオルに石鹸をつけて体を隅々まで丁寧にゴシゴシ洗い始めます。一方で、プッカは体も洗わずに湯船で遊んでばかりです。
プッカが湯船に潜って遊んでいると、慌てて浮いてきて……。なんと、ウミガメが湯船に迷い込んできたのです。湯船の底から浮いてきたウミガメは、どこに迷い込んだのか困惑しています。
すると次は、双子のペンギンがお風呂場へ現れます。それから、オットセイやカバ、クジラまで現れて……。
双子のペンギンが石鹸を使ってお腹を滑らせたり、石鹸を飲み込んだオットセイが口からシャボン玉を吹き出したり、お風呂場では不思議なことが次々と起こります。
お風呂場で繰り広げられる男の子の空想を描いたお話です。とても楽しそうなお風呂の様子を眺めてみると、お風呂嫌いなお子さんもちょっとは好きになってくれるかもしれません。