この絵本の内容紹介
目の前に美味しそうなご飯。クマの赤ちゃんはスープを飲み始めると、テーブルや食事エプロンにさっそく零してしまいました。
そのうえ、パンを食べようとしても、フォークが上手に扱えません。刺したフォークがパンを突き抜けてしまうのでした。
このように、クマの赤ちゃんは失敗ばかりを繰り返してしまいます。ジャムを食べようとしてもパンに上手く塗れず、スパゲッティを食べようとしてもフォークに上手く巻けません。
クマの赤ちゃんの試行錯誤
「たべられない たべられない!」
「どうすれば いいのかな?」
困ったクマの赤ちゃんはじっと考え、そして何かを閃きました。なんと、スパゲッティにスープをかけることにしたのです。さらには、そこにサラダを混ぜ、フォークもスプーンも使わず、手で食べ始めました。
ピクトブック編集部の絵本談議
お行儀の悪いクマの赤ちゃんだけど、美味しそうに食べてるね!
うんうん。
お行儀良くするのも大切だけど、美味しく食べるほうが大切なのかも。
きっと、これでもクマの赤ちゃんなりに試行錯誤してるんだよ。
そう考えると、これはこれで成長の一歩なのかもしれないね♪
あれやこれや手をかけることもあるけど、見守ってあげるのも大切なんだね。