この絵本の内容紹介あらすじ

貧しい男を支える、美しい女の正体は……?

雪深い山里で一羽の鶴が翼に矢をうけて、苦しそうにしています。そこを通りかかった、若者の男が、矢を引き抜き、介抱してあげました。その晩、家の戸の前に美しい女が「女房にしてくださいまし」と立っていました。この女の正体は、人間の女に扮した鶴だったのです。幻想的な美しさにあふれる鶴女房のお話の決定版。若者と鶴との哀しい物語が、洗練された文章と国際アンデルセン賞画家賞を受賞した赤羽末吉の繊細な絵で表現されました。

絵本「つるにょうぼう」の一コマ