この絵本の内容紹介あらすじ

夜も更けると、みんなは眠りに就きます。起きているのはお月様とコッコさんだけ。「コッコさん おやすみなさい。もう そらの くもも ねむったよ」とお月様が優しく語りかけます。

それでも「そらの くもが ねむっても コッコは ねむらないもん」と眠る気配がありません。池の水が眠っても、池の魚が眠っても、鳥や犬が眠っても、コッコさんは「ねむくないもん」の一点張り。

絵本「おやすみなさいコッコさん」の一コマ

お月様が何度も優しく語りかけても、頑なに眠らないコッコさん。ところが、「コッコは ねむらないもん」と言っているうちに段々と眠くなり……。


穏やかで静かな物語が優しく眠りの世界へと誘います。

暗い夜の世界は子どもにとっては恐いもの。ところが、お月様が見守っていると思えば、安心して眠ることができるでしょう。