この絵本の内容紹介
だるまちゃんが遊びに出かけようと外に出ると雨が降ってきました。そこで、だるまちゃんは傘を差して出かけようとすると次は雨ではなく浮き輪が空から降ってきたのです。
その直後、次は大きな雷とともにかみなりちゃんが空から降ってきたのでだるまちゃんは大慌て。
かみなりちゃんが大泣きするのでだるまちゃんが慰めると、かみなりちゃんは木の枝に引っかかった浮き輪を取ってほしいと言うのです。
そこで、だるまちゃんは目一杯ジャンプしてみますが、浮き輪に手が届きません。次は助走をつけてジャンプしますが、それでも届きません。その次は傘を持ってジャンプしますが、それでもやっぱり手は届きません。
浮き輪を取ろうと次はだるまちゃんの肩にかみなりちゃんを乗せて背伸びをしてみますが、それでも手が届かないので困り果ててしまいます。
困ったふたりが一生懸命に別の方法を考えていると、だるまちゃんがようやくいい方法を思いつきます。だるまちゃんは狙いを定めて傘を浮き輪めがけて思いっきり投げると……傘は浮き輪に命中!したのですが傘は浮き輪にぶら下がってしまいました。
だるまちゃんもかみなりちゃんもいよいよ困り果ててべそをかき始めました。すると、かみなりちゃんのお父さんのかみなりどんが雲に乗ってやってきました。そして、雲に乗って浮き輪と傘を取ってくれたのです。
かみなりちゃんを世話してくれたお礼にとだるまちゃんは雲に乗せてもらい雷の国に招待されるのでした。
だるまちゃんとかみなりちゃんの試行錯誤がとっても可愛らしいお話です。雷の国の未来都市のような光景もわくわくすることでしょう。