この絵本の内容紹介あらすじ

荒れ狂う海に立ち向かう大男、八郎

大男の八郎はなぜ自分の体が小山ほどあるのか知りません。ところがある日、大波に田畑を流されて泣く百姓を見て、初めて自分が働く者のためにあることを知り、荒れ狂う海にむかいます。八郎の大きな体で山を引っこ抜いて、海に放り込むと、海がざばーっとまっぷたつに割れて沖のほうへ行ってしまいました。しかし、海は怒り、波が田のほうに押しよせてきます。八郎は、この波をせき止めるために自ら海に入り込みますが……。

絵本「八郎」の一コマ