この絵本の内容紹介あらすじ

母と子の心の交流をすがすがしく描いた童話

3月3日は、よし子のお父さんの命日です。「まだ鳴かないかな」と待っていたウグイスの声もきかずに、2年前、お父さんは旅立ってしまいました。翌年、よし子は朝はやく目が覚めました。お母さんに声をかけられますが、沈黙の中にも心では同じことを考えていたでしょう。そんなよし子は、ひな人形を欲しがりますが、お母さんが規格品を買い与えてくれません。ひなまつりを通して、母と子の心の交流をすがすがしく描いた童話です。

絵本「三月ひなのつき」の一コマ