この絵本の内容紹介
商店街の入り口でただし君が待ち合わせをしていると、そこにみつごさんが通りかかりました。
「おはよう ただしくん。なにしてるの?」
「ねぼすけさんと やくそくしているんだ」
待ち合わせの途中、今度はしっかりさんが通りかかりました。
しっかりさんは、水を張った押し車に弟を乗せて水浴びをさせています。
ただし君のお友達は個性に溢れています。ねぼすけさんも例外ではありません。
待ち合わせ場所に現れたねぼすけさんは、寝起きなのかパジャマ姿にスリッパを履いています。
さらに、頭には枕がくっついています。
「じゃあ さっそく やくそくしていた めざましどけいを かいにいこう!」
二人は合流すると、まっすぐ商店街の時計屋に向かいました。
「すみませーん! いちばん よくおきられる めざましどけいを ください」
時計屋のおじさんからおすすめされたのは二つの時計。ねぼすけさんはさっそく目覚まし時計を試すことにし、店内のソファーで眠ってしまいました。
その間、ただし君は手持ち無沙汰。ねぼすけさんが起きるのを待つしかありません。暇を持て余して外を眺めると……。
最後は「めでたし めでたし」で終わる予想外の展開。個性豊かな子ども達に巻き起こる、クスッと笑える不思議な出来事とは!?