この絵本の内容紹介
「ねこちゃん かわいい。ほんとに かわいい」
ミコばあちゃんは猫が大好き。猫のことを考えながら編み物をしていると……
なんと、猫耳付きの帽子を編んでしまいました。
「にゃあ!」
試しに猫帽子を被ってみるミコばあちゃん。なんだか猫になったような気分です。
楽しくなったミコばあちゃんは、もっと編み物がしたくなり、一心不乱に服も編み始めました。
「にゃん にゃ にゃーん! わたしも ねこよー!」
すると、今度は上から下まで猫の服を編んでしまいました。
すっかり猫の気分になったミコばあちゃん。猫達に囲まれながら、日中ずっと猫のようにゴロゴロ過ごします。
ところが——
夜中になると、一緒にいた猫達は遊びに出掛けてしまいました。
目を光らせながら、塀を跳び越え、屋根に跳び乗り、あっという間にいなくなりました。
「いいわ わたしは ひとりで いってきますよ。にゃん にゃん にゃーん わたしは ねこよ ねこばあちゃん」
一人残されたミコばあちゃんは、猫の格好のまま、誰もいない真夜中の住宅街を歩き始めました……。
ピクトブック編集部の絵本談議
猫のような自由気ままな開放感が伝わってくるね!
うんうん。たまには人目を気にしないのも楽しそう♪
猫の格好をしたミコばあちゃんは可愛いけど、それを上回るような奇想天外なおじいさんも登場するよ(笑)
えっ!?