この絵本の内容紹介あらすじ

「ねえねえ あーそぼ」
「うん うん いいこね あそびましょ」

絵本「ねえねえ あーそぼ」の一コマ
絵本「ねえねえ あーそぼ」の一コマ2

「ねえねえ あーそぼ」
「ばあ ぶう あぶ あぶ あそびましょ」

絵本「ねえねえ あーそぼ」の一コマ3
絵本「ねえねえ あーそぼ」の一コマ4

「ねえねえ あーそぼ」
「よし よし いいこだ あそぼうか」

絵本「ねえねえ あーそぼ」の一コマ5

誰かの後ろ姿と「ねえねえ あーそぼ」の言葉が一組になった繰り返しの絵本です。お姉さんやお友達、おじいちゃんや保育園の先生……と、赤ちゃんは身近な人々とつながっていきます。


NPO法人子育て学協会会長でもある作者の山本 直美氏は、幼稚園の先生でした。そして、子ども達と関わる中で、心が安定した子ども達の共通点を見つけました。

その子ども達の共通点とは、『自分は人から好きになってもらえる価値のある人』と感じていること。端的に言うと、心が安定した子ども達は自尊心があるということでしょう。

その感情を育むのは『周囲の人に愛され、信頼関係がある』という状態です。また、その状態を測るバロメーターは、その子どもに『大好きな人がたくさんいるかどうか』だと山本氏は言います。

この絵本では、たくさんの人に可愛がってもらいながら信頼関係を育んでいく赤ちゃんの姿が描かれます。

そして、その赤ちゃんの姿から、子育ては親だけが行うのはではないと感じるはず。子育ては、周囲の人々がチームとなって取り組むものだと気づけるのではないでしょうか。