この絵本の内容紹介あらすじ

15演目の上方落語が、おとなの絵本になりました。
上方落語の語り口もそのままに、独特の話芸を、のどかなビジュアル世界で再現しました。
決して、あらすじ集や高座の筆記ではなく、これはこれで、ひとつの上方落語です。
15演目は、動物園/狸賽/さぎとり/蛇含草/池田の猪買い/皿屋敷/五光/堺飛脚/死神/七度狐/ちはやふる/青菜/はてなの茶碗/花筏・愛宕山。
今でもひんぱんに高座に掛かる人気の演目から、落語会ではめったに見ないレア物まで、どれもコンパクトに2000字以内でまとめました。ひとつの落語がひとくちで読める。というのが本のタイトルの由来です。
華やかだったり、間抜けだったり、「そんなアホな! 」という関西ギャグの源流が、上方落語にあることが発見できる珠玉の15編。読む上方落語の世界へご案内します。