この絵本の内容紹介あらすじ

1942年12月、ナチス・ドイツに対抗するレジスタンス活動をしていた父親と息子は、つかまってナチスの収容所に入れられた。仲間とトンネルを掘り、あと少しで脱出できるところで見つかってしまい、家畜用貨車で移送されることになった。

作者のマイケル・ローゼンの父親の叔父夫婦は、この絵本の主人公親子と同じ第62輸送列車に乗せられ、帰らぬ人となりました。そのことを知った作者は、この作品を執筆。ホロコーストの終結から80年目にあたる2025年1月27日に合わせて、イギリスで刊行されました。終戦から80年の夏を迎えるにあたり、戦争の記憶を風化させてはいけないという思いから、日本語版の出版を決意しました。なお、カバーの絵は、ホロコーストの犠牲になった人びとやその時代に生きた人たちの写真を参考に描かれています。

絵本「ONE DAY ホロコーストと闘いつづけた父と息子の実話」の中面
絵本「ONE DAY ホロコーストと闘いつづけた父と息子の実話」の中面2
絵本「ONE DAY ホロコーストと闘いつづけた父と息子の実話」の中面3
絵本「ONE DAY ホロコーストと闘いつづけた父と息子の実話」の中面4
絵本「ONE DAY ホロコーストと闘いつづけた父と息子の実話」の中面5
絵本「ONE DAY ホロコーストと闘いつづけた父と息子の実話」の中面6
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