この絵本の内容紹介
この民話は、色々な形で再話されており、その本によって内容も少しずつ変わっています。この作品は、定番のうらしまたろうのお話を、二~三歳くらいのお子さんにもわかりやすく、なおかつ歌を歌うように書かれています。「うみ うみ たっぷん なみ ちゃっぷん」というところは、文章を担当してくださったこわせ先生のこだわりです。最初のページに、この文は必要ないけれど、あえて海の情景を入れることによって、あとのページに出てくる「うみ うみ たっぷん なみ ちゃっぷん」ということばが響いてきます。画家の高見先生も、波のイメージを最大限に表現できるように描いてくださいました。「うみ うみ たっぷん なみ ちゃっぷん」このステキなことばの響きを楽しんでください。