この絵本の内容紹介あらすじ

この絵本は、二篇の詩を一冊にまとめて絵本化したものです。詩集に収まっていたときとはまた違った楽しみを体験していただけます。その楽しみとは、「ページをめくる」ということ。ひとつの詩を場面に割ってみたことで、次はどんな展開になるのかということを想像する楽しみが生まれました。子どもたちに読んであげるときは、いろいろ聞いてみるのもいいですね。きっと子どもたちからはさまざまな発想が飛び出してくることでしょう。もちろん、ことばのリズムをたいせつにして、テンポよくひときにページをめくっていっても楽しめます。沢田としきさんの絵も、まるで絵巻のごとく、全体が流れるように校正されているのも楽しい見所です。