この絵本の内容紹介あらすじ

内田先生は画家の創作魂をくすぐる作家さん。内田先生の作を読むと画家はその体全体を支配している「絵描きの虫」がむずむずしてきて、自分の世界を表現したくなるといいます。絵本の絵というのは、お話に合った絵を挿し絵のようにつけるのとは違います。お話の世界を2倍にも3倍にも広げる力が必要になってきます。今回はまさにその力が遺憾なく発揮されています。齊藤先生は、読者にこびず、子供を軽く扱うことなく、誠心誠意をこめってどのページも丁寧に描いておられます。子どもたちの感受性を刺激する絵本です。