この絵本の内容紹介あらすじ

「ひとーつ、まめ ひとつ あったとさ。はたけに うめて つちの なか。」

「ふたーつ、ふたごの はっぱの あかちゃん げんきよく でてきたよ。」

「みっつ、みずを やって おおきくなーれ、おおきくなーれっ!」

土に植えた豆が、一つ数えるごとに成長していきます。まず最初に発芽し、それから枝葉を伸ばし、花を咲かせ、実をつけます。

そして、実を取って逆さに干すと、段々と茶色に変化し、そこから豆が出てきます。

あとはフライパンで熱を通すだけなのですが、豆達は焼かれるのを嫌がって逃げ出し……。


豆達の愛くるしい表情も魅力。節分の豆が出来るまでを、数え歌にして描きます。

節分は健康を願う行事であるため、元気の源である豆を撒く。節分の日に年齢の分だけ豆を食べれば福が来る。そんな豆知識も添えて、数とともに節分を楽しめるリズミカルな絵本です。