この絵本の内容紹介あらすじ

物語の入り口は、すぐそばにある。
新鋭・中野真典が描き出す幻想のサーカス。

雨の降る日。トンネルにただずむ男の子。
ガタンゴトン。プァー。
電車の通り過ぎる音にまぎれて、ラッパの音。
サーカスの始まり始まり。
ピエロがラッパを吹いて、踊り子たちがくるくるくる。

めまぐるしく出し物が移り変わる。雨の日のトンネルで繰り広げられる、夢でも現でもない、ちいさなお話たち。