この絵本の内容紹介
「春がきた」「たなばたさま」「どんぐりころころ」「雪」など、古くから親しまれているわらべうた季節感を大切にした詞や美しいメロディ、楽しいリズムが、今、子育ての場で注目されています。これらのわらべうたを思わず歌いたくなるような日常の場面をすくいとり、お話にしました。絵は、素朴でノスタルジックな味わい、ほのかなユーモアが魅力のなかざわくみこさん。巻末には楽譜も掲載されていて、お話と歌をいっしょに楽しめます。
文：今村 葦子（いまむら あしこ）
熊本県に生まれる。児童文学作家。『ふたつの家のちえ子』（評論社）で、野間児童文芸推奨作品賞、坪田譲治文学賞、芸術選奨文部大臣新人賞を受賞。同作品および『良夫とかな子』『あほうどり』（ともに評論社）で路傍の石幼少年文学賞、『かがりちゃん』（講談社）で野間児童文芸賞、『ぶな森のキッキ』（童心社）で絵本にっぽん大賞、『まつぼっくり公園のふるいブランコ』（理論社）でひろすけ童話賞を受賞。絵本から長編まで作品多数。
作品一覧を見る