この絵本の内容紹介
休みの日、みこおばさんに連れられ神戸を訪れた私。チョコレートを食べながら、今日見たもののなかで好きだったものをあげろと言われ、私は「異人館、風見鶏、風船売り、チョコレート・・・・・・」とこたえます。すると、みこおばさんはニワトリと風船売りがでてくるお話を語りはじめました。それは、たった一度のウソが恐ろしい結末につながるお話でしたが、それを聞いた私は・・・。冒頭の、「時間がとけていくみたい」というおばさんの言葉が伏線となって、あたたかなエンディングへとつながるストーリー。読む楽しさを十分に味わえる作品です。