この絵本の内容紹介
日航機事故から35年。母がつづった、かけがえのない命の重さを伝える絵本。あの日たくさんの星が山に降った・・・1985年8月12日、群馬県御巣鷹山に日航ジャンボ機が墜落、520人が亡くなる史上最大の航空機事故となった。事故で9歳の息子を亡くし、心が迷子になってしまったお母さんは、焼けただれた山の斜面にもみの木を植え、くる年もくる年も、息子に会いに山に登り続けた。もみの木は、悲しみを聞き、悲しみに寄りそい、35年で空にとどくような高さになった・・・。空の安全を願い、ひたむきにいのちと向き合いつづけた母の軌跡を、いせひでこが精魂をこめて描く。
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