この絵本の内容紹介
ハリネズミくんは、遅れるのが大嫌い。この日は森の広場に一番乗りできそうになくて、とげとげした気分です。そんな時、広場へ向かう道で手紙を拾いました。「あなたはよろこび、ひかり、こころのなかのきぼう。あなたがいなくなったら、とってもさびしい。あなたのことがだいすきってこと、しっている?」……「だれかがぼくのことをすきなんだ」自分へのラブレターだと思ったハリネズミくんは、すっかりごきげんに。ところが、その後ラブレターを落としてしまい、今度はそれを拾ったウサギちゃんが「ハリネズミくん、 わたしのことがだいすきなんだわ」と思い込み…。微笑ましい勘違いが繰り返された末に、みんなは大切な友だちの存在に気づきます。ラブレターがもたらすあたたかな幸せにあふれたお話です。