この絵本の内容紹介あらすじ

「いちについてー、よーい」「どんぶり!」
どんぶりさんのスタートの合図で飛び出したのは、朝ごはんの常連さんたち。表紙のハチマキをまいた愛嬌たっぷりの焼きのりさんがかわいらしいですよね。

「めだってはしるめだまやき」「じゃこがじゃましてじゃんけんする」「きゅうにとまってきゅうけいするきゅうす」と、絵本のストーリーがことば遊びになっていてリズムよく読んでいけます。いしづちひろ・山村浩二コンビの「おやおや、おやさい」シリーズが好きなお子さんならきっと気にいるはず!

次から次へと現れるメンバーは、ごはんになっとう、卵料理にさんま、つけものの野菜など、子どもたちにもなじみのある食材ばかり。どのキャラクター達も表情豊かにページの中を駆け抜けていきます。

最初にゴールしたのはもちろん「いちばーんのり!」。さすが、ノリにノッてますね。2番から5番までの食材達も、それぞれダジャレしながらゴール!最後のページで出来上がる朝食の様子は、湯気がホカホカ、出来立てでおいしそう!朝ごはんの準備のときの慌ただしい空気は、運動会のスピード感にどこか似ているかもしれませんね。

運動会、うまく走れるかな…と緊張で食が進まないお子さんもいらっしゃるはず。このかわいい食材たちのユーモアたっぷりの運動会を見てクスッと笑ってくれたらいいですね。そして、パワー満開の朝ごはんをしっかり食べて運動会本番を迎えて欲しいものです!