この絵本の内容紹介あらすじ

お日様が西の空に沈むと、森の動物達の目がとろ〜ん。今にも眠ってしまいそうです。

小さいねずみ達は、小さいあくびを。うさぎ達は、中くらいのあくびを。鹿達は、ちょっと大きなあくびを。大きな熊は、腕を目一杯に伸ばして大きなあくび。

誰もが眠ってしまいそうな頃、熊の子だけは眠たくありません。「ぼくは ちっとも ねむくない」と言って、どこかへ出掛けていきます。

熊の子がやって来たのは、ねずみ達のところ。遊びに誘いますが、眠たいからと断られます。

うさぎ達や鹿達のところを訪ねますが、眠たいからと遊びを断られてしまいます。

そうしているうちに、熊の子は段々と眠くなって……。


森の動物達が段々と静まり返る様子は、なんだか眠気を誘ってくるよう。静かな寝息を立てる姿は、安心感を与えてくれます。とろ〜んとした動物達の目が、とっても可愛らしい絵本です。