この絵本の内容紹介あらすじ

戦争でいなかに疎開したあやは、春、おばあちゃんの手伝いで、蚕の世話をするようになります。どんどんおおきくなる蚕のなかに一匹だけ、小さい蚕をみつけたあやは、ユキと名付け懸命に世話をします。ユキがすっかり大きくなり、まゆになろうとするその夜、あやは不思議な夢をみます…。無垢な子どもの心に寄り添うような素朴で優しい作品。鉛筆と水彩の淡い色調が、あたたかな世界を描き出しています。