この絵本の内容紹介あらすじ

七つの海こえ、七つの山こえ、七つめの川をわたった遠いある国に、アリョーシャという名の少年がいた。少年の母親マムーニアの声は美しく、聞くものすべての心をなごませることができた。ある日、アリョーシャが森に遊びに行っている間に、暴風が吹き、マムーニアはどこかに飛び去ってしまう。マムーニアの声に魅せられた雷王が、暴風の鬼ウーラガンに命じて連れ去ったのだ。母を助けるためには森の奥深く、聖なる泉を得ること……そう聞かされたアリョーシャは、森の中へと旅立つが……。