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絵本
ある夏の日、くまは森の中で一人の女性と出会います。彼女はくまに本を読んでくれました。言葉もわからずにじっと彼女の言葉をきいているくま。それから毎日彼女の元へと通いますが……。くまと女性の交流を、美しい絵と文章で綴った絵本。
アメリカ・ウィスコンシン州生まれ。大学では生物学を専攻したが、在学中に絵を書くことの面白さに目覚め、美術の道を選ぶ。日常の世界にファンタジーをもちこんだようなイラストが国際的に高く評価されている。おもな作品に『月のしずくのこどもたち』(BL出版)がある。
1932(昭和7)年大阪市生まれ。同志社大学英文科卒。中学教員の傍ら、1960年に『山のむこうは青い海だった』を刊行。その後編集者、大学教員などを経ながら、多くの作品を発表。1966年『海の日曜日』で産経児童出版文化賞、1973年『ぼんぼん』で日本児童文学者協会賞、1976年『兄貴』で野間児童文芸賞を受賞。1981年には児童文学誌「飛ぶ教室」を創刊。『優しさごっこ』『牧歌』『写楽暗殺』『私の彼氏』など著書多数。