この絵本の内容紹介
タヌキたちが暮らすポッカリ島には、時々、人間の道具が流れ着きます。
「これなんなん?」
拾って観察してみますが、タヌキたちには、使い道がさっぱり。
そんなときは、物知りな長老のところにききに行きます。
でも、長老だって、そんなものは見たことがありません。
知らないとは言えない長老は、ものをよく見て、長老なりに使い道を想像します。
そうやって、なんとかピンチを切り抜けていきますが、いよいよまったく使い道がわからないものが流れてきて…!?
登場するのは、Tシャツ、ホース、傘といった、見慣れた道具たち。
「これはこう使うものでしょ」という、“当たり前”を少しずらしてみると、身近なものにでも新しい発見がいっぱい。発想を広げ、頭を柔らかくして楽しむ一冊です。