この絵本の内容紹介あらすじ

とうさんは、嘘をついていた。ボンを島にすてにきたのだ。

父さんの東京への転勤が決まり、飼い犬のボンと別れることになったとしお。
父さんは、友だちの家にボンをあずけると嘘をつき、橋の向こうの島に、ボンをすてた。

とりのこされたボンは、2匹ののらいぬに助けられて、島で生き始める。

しかし、車にひかれてけがをし、農家の人に見つかり、3匹は愛護センターにとらえられてしまう。

一方、再転勤でもとの家に戻ってきたとしおの家族は、島で必死にボンをさがしはじめるが…。

絵本作家たじまゆきひこが、淡路島の野良犬や、動物保護に関わる人々への取材をもとに描いた、犬と人の関係を鋭く問いかける感動作。

絵本「のら犬 ボン」の一コマ
絵本「のら犬 ボン」の一コマ2
絵本「のら犬 ボン」の一コマ3
絵本「のら犬 ボン」の一コマ4